オメガ スピードマスターについて

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スピードマスターの紹介

オメガの時計と言えば、「スピードマスター」を連想するのではないでしょうか。スピードマスターは時計市場に登場してから何度もマイナーチェンジを繰り返してきました。それだけ人気があり、需要と供給のバランスがうまく保たれてきた高級スポーツウォッチです。元は、シーマスター300をベースに手巻きのキャリバーを搭載し、シーマスタークロノグラフからスピードマスターに変貌しました。

特徴であるプラスチック風防は無重力状態でのガラスの破損を防ぐためであります。派生モデルが複数存在していますが、ベースとなっているのは「プロフェッショナル」または「ムーンウォッチ」の手巻き式クロノグラフです。

オメガの時計を牽引する存在であり、いまだなお進化している時計なのが”スピードマスター”なのです。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

omega_cal.321

スピードマスターの紹介

オメガの時計と言えば、「スピードマスター」を連想するのではないでしょうか。スピードマスターは時計市場に登場してから何度もマイナーチェンジを繰り返してきました。それだけ人気があり、需要と供給のバランスがうまく保たれてきた高級スポーツウォッチです。元は、シーマスター300をベースに手巻きのキャリバーを搭載し、シーマスタークロノグラフからスピードマスターに変貌しました。

特徴であるプラスチック風防は無重力状態でのガラスの破損を防ぐためであります。派生モデルが複数存在していますが、ベースとなっているのは「プロフェッショナル」または「ムーンウォッチ」の手巻き式クロノグラフです。

オメガの時計を牽引する存在であり、いまだなお進化している時計なのが”スピードマスター”なのです。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

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スピードマスターの歴史

1957年にオメガが誕生し、時計の群雄割拠の時代が始まりました。現代でも愛用され人気のあるたくさんの時計が生まれた時期でもあります。スポーツウォッチがどんどん普及していく中で、その一つに”スピードマスター”は誕生しました。「マスターシリーズ」の1つとして発表されました。

オメガの店舗に行くと「スピードマスター=宇宙」を連想するような店づくりにもなっていますし、イメージしやすいですが、誕生当時は宇宙とは関係ない、ロレックスのデイトナと同じ純粋なモータースポーツ用の時計でした。

スピードマスターはダイヤルではなく、ベゼルがTACHYMETRE(タキメーター)を表示した世界初の時計と言われています。このデザインがのちのクロノグラフに大きく影響を与えたと言われています。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

lemani cal.321

レマニア Cal.321

スピードマスターのオーバーホールをする上で、ムーブメントは絶対に外せない部分です。

1957年に初代スピードマスターが誕生した時に搭載されていたムーブメントがレマニアによって開発されたCal.321でした。Cal.321は、パテックやヴァシュロン、ブレゲ、オーデマなどに採用された最高のムーブメントの1つです。細かく構成された仕様は非常に美しく、見るものを魅了し、手巻きクロノグラフのムーブメントとしては非常に完成度の高い評価を得ました。

高性能でありながら、コンパクトな作りになっていて場面を問わない作りになっていて、毎時18,000のロービート設計でありながら高い精度を出し、機械式時計のギミックが非常に洗礼されていて、見るものを楽しませる事が出来るとムーブメントの完成度の高さが垣間見える事のできる名機です。

Cal.321は時計業界でも圧倒的な性能を誇り、月に到達した事もありさらに人気を後押ししていきます。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

cal.861

Cal.861

さらにオメガはスピードマスターの生産量を拡大と同時に高精度化を目指します。そこで1968年にCal.321からCal.861と進化します。毎時18,000振動のロービートからCal.861では毎時21,600振動に引き上げられました。

大きな違いは、Cal.321はコラムホイールの採用をしていましたが、Cal.861では簡略に伴い、シャトルカムが採用されました。

コラムホイールのほうが良いのですが、昔のカム式ではブレーキレバーがついてなかったため、コラムホイールの方が良いとされていましたが、改良を加えたCal.861にはそのブレーキレバーが付いたことで、コラムホイールとの差がなくなってシャトルカムが採用されました。その他にもチラネジの調整の手間を考慮したのか、テンプのチラネジが省略されています。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

cal.1861

Cal.1861

1997年からCal.861をロジウムメッキ仕様に変化し、Cal.1861になりました。ロジウムプレート加工によって安定性が向上しました。大きな改変はこの時点ではなく、50年以上続いているムーブメントとして名機中の名機です。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product

cal.3861

Cal.3861

2019年にCal.3861は発表され、パワーリザーブ、性能、耐磁性が格段に向上しました。大きな仕様の変更は、15000ガウスの耐磁性、コーアクシャル脱進機、シリコン製ひげゼンマイの3点です。オーバーホールも8年~10年不要という仕様です。

懸念点とするならば、それに伴ってスピードマスターの価格が値上がりしてしまった事や、シリコンは経年劣化で割れやすいと言われていますので、疑問に思う声もあるようです。内容を変えて進化してきたスピードマスターですが、Cal.1861仕様のスピードマスターに興味ある方は市場に残っているだけですので、早めに入手する事をおすすめします。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/calibre-321/product